2019年12月23日発売の週刊ヤングマガジン2020年4・5合併号で、『テッペン~那須川天心物語~』15話が掲載されました。
テッペン~那須川天心物語~15話は、全国大会に出場する事になった天心は弘幸や同級生と共に会場へと向かいました。
大会の会場で前回よりも更に背が高くなった安藤と再会し、決勝戦で会おうと誓い合ったのでした。
そこへ以前決勝戦で安藤に敗れた藩が現れ、今度は自分が勝つと言い放ちますが安藤は今年の決勝は天心と戦う事になると言い放ちました。
藩は天心にお前が安藤と決勝で戦うだなんて笑わせるなと見下していましたが、天心は怯みませんでした。
果たして、この2人の戦いの行方はどうなるのでしょうか。
本記事では、テッペン~那須川天心物語~15話『いざ、全国大会』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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テッペン~那須川天心物語~15話のあらすじネタバレ
無事に胴回し回転蹴りで相手を負かして全国大会に行けるようになった天心。
彼は父親の弘幸が運転する車に乗り、その車には天心と仲がいい同級生も乗っていました。
同級生は全国大会なんて凄いなと、毎週末地区大会に出場して結果を出してきたんだから実績が認められて当然だと言ったのです。
対して天心は今回は関東大会ではなく、日本一を決める大会で安藤と戦える事を嬉しく思っており、同時に安藤の言葉を思い出していました。
以前安藤は来年が最後だと言っていたので、今度こそ安藤に勝つと意気込む天心。
そんな天心に弘幸は気を引き締めろと、全国大会は日本一を決める大会だから安藤レベルの選手達がいっぱいいると言いました。
天心はさっきまでの笑顔の表情から一転顔を強張らせますが、拳を力強く握り締めながら返事をしたのです。
そして試合会場へとやって来ると、同級生はこんなところで天心は試合をするのかと驚いた表情をしながら言っていました。
一方で天心は平然としていたので、いい表情をするじゃないかと心の中で思う弘幸。
そして全員が会場の中に入ると、同級生は全国大会の参加者を見て全員が強そうな人ばかりだと呟きました。
天心はトーナメント表を確認しに行くと、そこには同じくトーナメント表を確認している安藤の姿を見かけたのです。
天心を確認した安藤は気さくな態度で天心に久しぶりと、少し大きくなったんじゃないかと声をかけていきます。
彼の態度を見て天心も気さくに接するも、安藤が去年よりも背が大きくなっていた事に気づいてあんぐりしていたのです。
その事に気づいた安藤は照れくさそうに少し大きくなっちゃったと言うと、トーナメント表では自分達はそれぞれのブロックに分かれていて戦う舞台は決勝戦になると、自分達の最後の戦いに相応しい舞台だと言って拳を突き出します。
対して天心も必ず決勝戦で会おうと言って拳を突き出す事で、両者の拳がタッチしたのです。
この光景を見ていた同級生は今回こそは勝ってほしいと呟きますが、何者かが邪魔だと言って同級生を転ばしました。
何者かの正体は子供とは思えないようないかつい顔をしていて、かなり太っている男子で安藤は藩と呼んだのです。
藩は以前の全国大会決勝戦で安藤に敗れ去ったのだが、自身は負けてはいないと言いました。
その理由はスタミナ、打たれ強さは自分の方が上であったのにも関わらず決定打が足りずに負けてしまったからでした。
それ故に決定打を高めるために今日までパワーを上げたと言うと、今度は自分が決勝で負かすと息巻いて言いました。
しかし、安藤は決めつけるのは良くないと言った感じで今年は天心が自分と戦う事になると言い切ったのです。
藩は名前を確認すると初戦での対戦相手かつ初出場の相手だと知ると、最初こそ笑っていましたが最後にお前が安藤と戦うとか笑わせるなと見下すように言いました。
対して天心は彼が初戦の対戦相手なのかと気を引き締めていたのです。
テッペン~那須川天心物語~15話の感想と考察
正直、安藤の成長ぶりには驚きましたね。
天心は胴回り回転蹴りを身に着けて成長しましたが、安藤もまた成長しているのは分かっていましたが、ここまで成長しているとは思っておらず、天心と同じ気分でした。
今回の話で登場した藩は決勝戦まで勝ち上がった猛者ですが、安藤とは違って相手を見下すタイプの選手みたいに感じました。
彼は安藤対策としてパワーを鍛えてきたと言っていましたが、天心の戦闘スタイルならやりやすい相手だと思いますので、案外圧勝するのではないでしょうか。
次回は天心と藩の戦いになると思いますが、天心が圧勝するのではないかと思われます。
その理由は藩の態度にあるからです。
彼は自分よりも小さくてかつ全国大会初出場の天心なんて一捻りで、自分は安藤しか眼中にないと言った態度を取っていました。
初出場とはいえ全国大会に出場しており、しかもデータも不足している事から未知数なので警戒するべきなのに、彼は余裕の態度でいたのです。
対して天心は最初のうちに弘幸から出場する選手は安藤レベルの者達ばかりだと言われていますので、気を引き締めています。
故に試合に対する心構えが対面した時から違っているので、試合の時には藩は天心に負けるのではないかと思われるのです。
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