2020年9月14日発売の週刊少年ジャンプ2020年41号で、『ぼくたちは勉強ができない』173話が掲載されました。
ぼくたちは勉強ができない173話は、祭りの時に活躍した事で島の人々から信頼を得られた成幸は、氷屋のお爺ちゃんが教えられた裏山の温泉にやって来ていました。
島の人々に認められた事を嬉しく思いつつも、あすみの事を考えていた成幸。
そうしたら人影が見えたので猿かなと思った成幸でしたが、その正体はあすみでした。
しかも成幸の服は猿に奪われてしまい、おまけに志摩達まで来てしまいました。
果たして、成幸の運命はどうなるのでしょうか。
本記事では、ぼくたちは勉強ができない173話『[X]=明日の夜の小妖精編⑤』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ぼくたちは勉強ができない173話のあらすじネタバレ
卒業式の際、成幸はドハっちゃんランドに行かないかと言わんばかりにチケットを出してあすみを見せていました。
対するあすみはお礼を言いつつ、これから大学で忙しくなるから他の奴を誘ってほしい、と断ったのでした。
そして現在に至り、成幸は裏山の温泉に浸かっており、しかも野生の猿も大勢いたのです。
成幸は、山の中にこんな温泉があるとは、と言いつつ、以前のお祭りで氷屋のお爺ちゃんからお礼として教えてもらった事を思い出していました。
氷屋のお爺ちゃんはこの前のお祭りから島の仲間と認めてくれたのかな、と思っている成幸でしたがあすみとキスしそうになった光景を思い出して、赤面してしまいます。
しかもその日以降、あまり顔を合わせていなかったので、卒業式の時の事も思い出す成幸。
そして、あの頃からあすみとは疎遠になってしまい、再開した際に舞い上がってしまっていたんだ、と思って今度会ったら謝罪しようと思っていました。
そうしたら誰かがお風呂に入る音がしたが、成幸は眼鏡を外しているので誰も見えず、去るじゃないかと思っていたのです。
しかし、その正体はあすみだったので2人は大いに驚きます。
成幸は急いで出ようとしていましたが、服とか全部猿に取られてしまっていて、出れませんでした。
しかも氷室と志摩も来てしまったので、あすみは成幸を温泉の中に入れた事で2人は成幸がいる事に気づかなかったのです。
社会的に死にたくなければ絶対見るな、と小声で言うあすみでしたが、体を成幸に押し付けている状態なので、成幸は内心で、近い、と思っていました。
そして志摩は氷室に後押しされると、こんな事聞いてもいいのか分からないけど、と前置きしつつ、成幸とあすみの関係って、と言ったのであすみは、別に先輩後輩の関係だ、と言おうとしていました。
しかし、志摩は放送コードに引っかかるような過激な発言をしたので、あすみは唖然としていたのです。
先生の本当の気持ちを、とぐいぐい来る志摩にあすみは、自分らは昔の先輩後輩の関係だ、と言っていたら志摩の手が成幸の足に当たります。
志摩は、何か弾力のあるモノが、と不思議そうな顔をしており、あすみは、今のは動物だから、と言い繕っていたらリスがあすみの手の上にいました。
げっ歯類が苦手なあすみは大騒ぎして下に成幸がいるのにも関わらず、彼に抱き着いたのです。
志摩はあすみに近づくとキスの事を話に出しつつ、成幸の事が好きではないなら自分が貰う、と言おうとしており、成幸は呼吸をしようと出ようとしていました。
あすみは息を吸って温泉の中に顔を突っ込んで成幸にキスして空気を与えると、志摩にある言葉を耳元で囁くと、志摩は赤面して逃げていき、氷室も後を追いました。
そして何とか服を取り戻せた成幸はあすみと共に歩いていると、先程のキスの事を尋ねたらあすみは、だたの人命救助、と答えたので成幸はこれ以上追及できなくなりました。
あすみはあるファイルを探しているときに、唯我輝明と言う人物の診療記録を見つけた事を思い出すと、本当の気持ちは言えない、と思っていたのです。
その頃、あすみの父親は船に乗って成幸とあすみに会いに島へと向かっていました。

ぼくたちは勉強ができない173話の感想と考察
前回の話で、成幸はドハっちゃんランドのチケットを見つめていましたが、あれはあすみとの卒業デートで使おうとしていたのが明らかになりましたね。
あすみは成幸の誘いを断りましたが、何で断ったのかなと思いましたね。
一応大学が忙しいと言うのが理由でしたがドハっちゃんはあすみが好きなキャラクターであり、本来なら行く以外の選択肢はない筈です。
それを断ったと言う事は、例えば大学での勉強の他に医術について両親から指導を受けるとかがあったのかもしれないでしょう。
そして一応少年漫画なのですが、結構志摩は過激な言葉を述べましたね。
それだけ成幸に対して本気なのであって、あすみとは只ならぬ関係ではないかと思っているようですので、気持ち的に焦ってあのような言葉を述べたのでしょうね。
成幸はこの時は温泉の中に潜っている状態でしたが、本来だったら赤面ものだったのかもしれませんね。
それにしても、あすみが志摩に対して何を言ったのかが気になるところですね。
志摩が赤面してしまうという事は、志摩が言った事以上に過激な言葉を述べたか、成幸とは身も心も愛し合う関係だと言ったのではないかなと思いますね。
次回はあすみの父親が登場するとの事ですが、彼が登場する事で2人の恋がどうなっていくのか楽しみです。
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