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アルキメデスの大戦203話ネタバレ考察感想あらすじ!「小者」牟田口ここにあり!

漫画ネタバレ

2020年2月3日発売の週刊ヤングマガジン2020年10号で、『アルキメデスの大戦』第203話が掲載されました。

 

『アルキメデスの大戦』第203話は、櫂とルーズベルトによる密室協議によって妥結するに至った日米和平協議がついに仮調印されます。

 

櫂は妥結に至ったことを別室で待機していた日本大使・堀内に報告。

 

堀内は喜びますが、櫂としてはまだ喜べないでいました。

 

それは米国側にだいぶ譲歩してしまった以上、陸軍全権の牟田口少将がこれに素直に応じるとは思えなかったからです。

 

別の部屋で酒を飲みウトウトしていた牟田口に交渉妥結の報せが入ります。

 

牟田口はすぐさま櫂のもとを訪れ、合意内容の確認を迫るのでした。

 

合意内容のメモに記された「日本軍の中国からの完全撤退」という一文を目にするや激高する牟田口。

 

特に「撤退」の二文字だけは絶対に合意文書に入れるわけにはいかないと怒鳴ります。

 

櫂が分かりやすく説明しますが、牟田口は「撤退」の二文字がどうしても気に入りません。

 

これは中国で甚大な犠牲を払っている陸軍としては当然の反応でもありました…

 

本記事では、『アルキメデスの大戦』第203話[仮調印]のあらすじと感想を紹介していきます

 

※ここから先はネタバレ注意です。

 

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アルキメデスの大戦203話のあらすじネタバレ

櫂がルーズベルトと対峙していた頃、牟田口は別室で酒を飲んでいました。

 

イイ感じに酔いつぶれ、ウトウトしている牟田口…

 

そこへ瀬島が現れ、交渉が妥結したことを伝えます。

 

 

その頃、櫂は別室で日本大使の堀内と交渉妥結の喜びを分かち合っていました。

 

堀内は櫂の交渉を、幕末にペリー提督と堂々交渉してみせた林復斎とダブらせるほどに高く評価します。

 

しかし、櫂はまだ安心できないでいました。

 

それはルーズベルトに交渉妥結をさせるためとはいえ、米国側要求案にだいぶ譲歩する形となってしまったから。

 

つまり、そのことを牟田口が素直に納得するとはとても思えなかったのです。

 

 

牟田口は瀬島と共に櫂の部屋にやって来ました。

 

妥結した合意内容を教えろという牟田口に対し、堀内が合意内容のメモを手渡します。

 

そこに書かれていた「日本軍の中国からの完全撤退」という妥結条項に牟田口は激高。

 

メモ用紙を丸めて投げつける始末…

 

 

しかし予想していた通りの牟田口の反応でしたので、櫂も堀内も特に驚きません。

 

文章をよく読み、文脈を理解して欲しいと櫂が諭しますが牟田口はそんなものは関係ないと一蹴。

 

「撤退」の二文字だけは絶対に認めるわけにはいかない、これを条文に入れるわけには絶対にいかないと吠えるのでした。

 

 

櫂はまるで駄々っ子に語りかける優しい母親のように、牟田口に言って聞かせます。

 

中国からの撤退だよ…

 

満州からは撤退しなくもいいんだよ…

 

満州の兵力は現状維持でもいいんだよ坊や…

 

 

これには駄々っ子も素直になります。

 

櫂のいうことは分かるけれども、「撤退」という二文字を陸軍全権である自分が認めるわけにはどうしてもいかないと牟田口は考えていました。

 

もちろん、中国で血を流し、尊い犠牲を払っているのは陸軍であり、「撤退」を認めては死んでいった仲間に申し開きが出来ないとの思いもありましたが、戦争推進派から糾弾され、自分のポジションを失うことを最も恐れていたのです。

 

 

そんな牟田口の小物っぷりをよく知る瀬島は、見方を変えて撤退の二文字を逆に利用し、推進派である東條を失脚に追い込んでみてはどうかと牟田口に進言。

 

中国進軍は失策であり愚策であったことは、現在泥沼状態に陥っていることからも明らか。

 

東條ら推進派を失脚させ、支那事変を解決に導けば陛下もお喜びになるはずと瀬島。

 

 

陛下から褒められちゃう?…そうしたら陸軍大臣?…そんで次期首相!?

 

その気にさせられた牟田口は「撤退」の二文字を認めることを承知。

 

櫂は瀬島に感謝の意を込め頭を下げるのでした。

 

 

同じ頃、別室でルーズベルトから交渉内容を説明されていた米国側協議団。

 

経済学者のガードナーは交渉妥結は櫂の罠であり間違いだと執拗に訴えていました。

 

しかしそれをマッカーサーがピシャリ。

 

マッカーサーとガードナーの両者の間に決定的な溝が出来たことは誰の目にも明らかでした。

 

 

協議の締結書の準備が事務方の手によって急ピッチで進められ、日米両国の代表団が調印会場に集められます。

 

向かい合う両国の代表団。

 

櫂は心内でルーズベルトに感謝の言葉を述べ、ルーズベルトもまた心内で櫂の粘り強さを称えていました。

 

 

1939年(昭和14年)11月6日

 

日米和平協議仮調印。

 

 

ついに櫂が目指す日米和平実現への第一歩が踏み出されたのです。

 

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アルキメデスの大戦203話の感想と考察

この日米和平協議編、主に米国に渡ってから牟田口の小者っぷりは見事でした。

 

自己保身を第一に考え、国の行く末や国民の行く末などこれっぽっちも考えないし、想像もしない。

 

政治家や指導者の在り方や意味などよりも、肩書であったり面子だけを考えるその姿勢は突き抜けていました。

 

和平協議編の助演男優賞は間違いなく牟田口です。

 

櫂を引き立たせるためだけの存在として、その役割は全う出来たのではないでしょうか。

 

対照的に陸軍の瀬島に関しては使える人物だということが改めてよくわかった章でした。

 

陸軍にも海軍にも残念ながら戦争推進派がまだいます。

 

牟田口を上手に制御した瀬島のような人物が両軍内にもう一人二人いてくれると櫂は有難いでしょうね。

 

 

今回の調印は当然、仮調印です。

 

お互いに約束を不履行の見通しだと判断されれば無効となって本調印とはなりません。

 

櫂は帰国後に政府と軍、国民を納得させるため奔走しなければなりませんし、ルーズベルトもまたそれは同じ。

 

両国共に本調印までにはいくつか障害が待ち受けていそうです。

 

誰が敵で、誰が味方で、誰が協力者になり得るのか…

 

 

日本が戦争を回避するには国内だけでなく、中国国民党やイギリス、ソ連、ナチス・ドイツの動向も注視しなくてはなりません。

 

これらの国は日本を何とか戦火の中に留めておきたい腹なのですから。

 

 

それにしても、櫂を中心に世界が回り始めているように感じるのは気のせいでしょうか…。

 

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